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リビング学習だと姿勢が悪くなる?体に合った椅子で姿勢も集中力もキープ!

最近リビング学習をする人が増えています。リビング学習のために机や収納を用意している人は多いと思いますが、椅子はどうでしょうか?

椅子は正しい姿勢を保つために重要なアイテム。正しい姿勢が保てないと姿勢が悪くなるのはもちろん、集中力も欠けてしまいます。

椅子を選ぶときのポイントや椅子と姿勢の関係性を見ていきましょう。

そもそも正しい姿勢とは?

子供が机に向かうとき、猫背になっていたり、机との距離が近かったり悪い姿勢になっていたりしませんか?

悪い姿勢はなんとなくわかりますが、そもそもよい姿勢はどういう姿勢なのかしっかり把握しておきましょう。

机に向かう時の良い姿勢とは

  1. 地面や椅子に対して背中が垂直になっている
  2. 椅子に深く座っている
  3. 膝が90度になり、脚がしっかり床についている
  4. 太ももと机の間に余裕があり、自由に動かせる
  5. 腰や背中に余計な力が入っていない
  6. 自然と骨盤が立っている
  7. あごは軽くひいている

という姿勢のこと。

椅子が体のサイズに合っていなかったり、椅子と机が合っていなかったりすると正しい姿勢をキープすることが難しくなります

リビング学習をする際、元々リビングにあったダイニングテーブルやキッチンカウンターの椅子で勉強をしていると、椅子が体に合わず正しい姿勢をキープできないことがあるんですよ。リビング学習をすると姿勢が悪くなるといわれることがあるのはそのためです。

正しい姿勢で勉強することで、

  • 勉強に集中できる
  • 脳が働きやすくなる
  • 疲れにくい

などのメリットがあるといわれています。正しい姿勢をキープできるようにまずは椅子を見直してみましょう!

子供の正しい姿勢やそのメリットについてはこちらの記事なども参考にしてみてください。。

学習椅子を選ぶときのポイント!

学習机と椅子がセットになったものなら、机の高さに調整できるのでベストですが、既存のダイニングテーブルやカウンターデスクに椅子を設置するという場合は特にしっかり選ばないといけませんね。

1,子供の成長に合わせて調節できる

正しい姿勢ということを一番に考えると、

  1. 高さ調節ができる
  2. 足置きが付いている(足置きの調節もできる)

というのがベストになってきます。

高さ調節ができれば机の高さに合わせてちょうどよい高さに変更することができます。また、足が床につかずぶらぶらした状態ですと勉強に集中できなくなります。

小学校低学年など体が小さいうちは足が床につかないことも多いと思いますので、高さ調節のできる足置きがあるタイプがおすすめです。

2,長時間座っていられる

続いて考慮したいのが座面です。座面には木製のほかクッションが付いたものなど種類は様々。クッションは堅すぎても柔らかすぎてもNGです。お尻が滑ってしまっては勉強に集中できませんし、座り心地が悪いと気が散ってしまうんですよ。

クッションは使っていくうちにへたっていくものなので、お気に入りの椅子+座り心地の良いクッションを組み合わせるというのもよいでしょう。

キャスターや背もたれの有無

キャスター

キャスターはメリット、デメリットがあるのでどちらが良いのか選択する必要があります。

メリット:小さな子供でも椅子の位置を調整しやすい
デメリット:椅子が動くので遊んでしまう

最近は椅子を動かした後に固定できる椅子も増えているので、遊んでしまう場合は固定できる椅子がよいでしょう。

どうしても必要という物ではないので、必要がないと思うのであればキャスターなしのタイプでよいと思います。

背もたれ

背もたれは基本的にはあった方がよいです。正しい姿勢をキープするのは疲れますので、疲れたらすぐに背中を休められる位置に背もたれがあるといいですね。背もたれはいつでも背をつけられる位置にあるのがポイント。背もたれが遠いと猫背になりやすいです。背もたれが遠くなってしまう場合は背中にクッションを入れるといいですよ。

リビングにマッチするデザイン

リビング学習の場合、リビングに椅子を置いておくことになるので椅子のデザインも気になりますよね。

他の家具と色味を合わせる、圧迫感のないデザインにするなどでリビングにマッチさせるようにしましょう。ただ、リビングに合うかどうかを重視しすぎると子供にとって使いにくい椅子になってしまうこともあるので注意が必要です。

 

学習椅子を選ぶポイントをまとめると以下の通りです。

  • 高さ調節機能がある
  • 足置きがある(足置き調節機能がある)
  • 座り心地のいい座面
  • キャスターの有無
  • 背もたれの有無
  • リビングにマッチするデザイン

どの椅子が合うのかはお子様によって変わってきます。また、ベストな椅子を見つけても成長によって変わってきたりもしますのでその都度見直していきましょう。

リビング学習におすすめの椅子

続いて、具体的にリビング学習におすすめの椅子を紹介しますので参考にしてみてください。

木製椅子

木製椅子はナチュラルな雰囲気があり、リビングにもマッチしやすいですよね。ただし、重みがあるので子供には動かしにくいのが難点。木製椅子でキャスターが付いたタイプもあります。

こちらは木製で座面と足置きの高さが調節できるタイプ。座面は別売りのクッションをつけることができます。

こちらも調節できるタイプで、座面8段階、足置き6段階の調整が可能。大人になっても使えるサイズの椅子ですよ。

こちらはキャスターもついた木製椅子。キャスターは座ると自動的にロックされるので安心です。椅子の下にランドセルも収納できますよ。

回転椅子

回転できる椅子は好きな方向に移動しやすいのがメリット。その分遊んでしまうというデメリットがありますがロックがかかるタイプもあります。また、座面の調整がしやすいのもポイント。

他の椅子よりも存在感があるのでリビング学習よりも自室学習向けかもしれませんが、リビングにも合いそうなデザインの椅子もありますよ。

8カラーから選べる回転チェア。色味も優しいのでリビングにあっても違和感がありませんね。足置きもしっかりついていて高さ調節も可能です。キャスターは自動ロック、回転は手動でロックが可能。

こちらもキャスターは自動でロックするタイプ。足置きが座面の前についているので正しい姿勢を作りやすいです。

回転椅子はゴツイイメージがありますが、こちらはパステルカラーとハートのモチーフで女の子が喜びそうなデザインです。座面の高さも調整可能ですよ。

机と収納の位置が遠い場合などは回転椅子が便利ですよね。

リビング学習の収納についてはこちら。

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キッズダイニングチェア

ダイニングチェアというと小さな子供が使うものというイメージがあるかもしれませんが、大人も座れるタイプのものもあります。座面や足置きももちろん調整可能なので学習椅子として使うのもおすすめです。

耐荷重136kgで大人でも使えるダイニングチェア。座面と足置きは高さだけでなく、奥行きも調整可能です。

シートカバーと本体の色が選べるダイニングチェア。3歳頃から大人になっても使えます。

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こちらもシートカバーと本体の色が選べます。丸いフォルムで温かい雰囲気がありますね。

バランスチェア

バランスチェアとは、座面と膝の二箇所で体を支え、自然に良い姿勢を保つという椅子です。基本的には背もたれがありません。大人でも腰痛のある方などに人気です。

長時間はきついという意見もありますが、子供が宿題をする時間は1時間程度だと思いますので問題なく使えますよ。

こちらはキッズ用のバランスチェアですが、アタッチメントを外せば大人になっても使用できます。

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こちらはプロポーションチェアという名前の大人用のバランスチェア。別売りのクッションをつければ子供でも使用可能です。

こちらは背もたれ付きのタイプ。背もたれがあるとちょっと存在感がありますね。

今ある椅子を活用するにはどうする?

リビング学習をする際に体に合った椅子があるのが一番です。ですが、すでに椅子を用意してしまっていたり、新たな椅子を置くスペースがない場合などは今ある椅子を工夫するだけでも変わってきますよ。

クッションを活用する

椅子とテーブルの高さが合わないのなら、クッションを使って調整することもできます。高さ調節だけならどんなクッションでもいいですが、正しい姿勢に導いてくれるクッションもあります。

こちらはお尻を支えて正しい姿勢に導いてくれます。

こちらは子供の姿勢を考えたクッション。椅子の上に置くだけで正しい姿勢に近づくことができます。お値段も椅子並みですがそれだけの効果があるのならいいですよね。

足置きを用意する

足置きのない椅子の場合、別途足置きを用意しましょう。足置きは身近にあるものを使って作ることもできます。

この方は100均のレンガと板でDIYされています。

この方はDIYされていますね。

他には、市販の踏み台を足置きにしたという方も。踏み台は100円ショップなどにもありますよ。

折りたたみできる踏み台ならコンパクトに収納できます。

回転椅子に後付けできる足置きもありますよ。

まとめ

勉強している時の姿勢が悪いと、集中力が欠けるなど勉強に支障が出てしまうことも。

リビング学習の場合、机はリビングにあるものを使用してもいいですが椅子は体に合うものを用意するのがおすすめです。

座面と足置きの高さ調節ができるタイプならよい姿勢をキープしやすいです。素材やデザインなどはお好みに合わせて選んでみてください。

リビング学習のレイアウトはこちらの記事をどうぞ。

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