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ストーブはマンションだと禁止?使用できるストーブの種類について

ooba1809
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冬の暖房機器として人気のストーブ。エアコンだけではちょっと寒いと感じる時などストーブが欲しくなりますよね。

ですがマンションで使用する場合は注意が必要です。マンションで禁止されているストーブや、使用できるストーブを見ていきましょう。

マンションで禁止されているストーブとは?

「マンションではストーブを使わない方が良い」と言われることがあります。マンションによっては管理規約で禁止されていることもありますよ。まずは管理規約を確認しましょう。明確に禁止されていない場合でも基本的には使わない方がいい、という意見も。

主にマンションでNGと言われているのは

  • 石油ストーブ
  • ガスストーブ

です。ガスストーブの場合は設置時にガス栓を設置しなくてはいけません。ガス栓の工事をする前に管理会社に確認してみましょう。他にはペレットストーブ参考)などもNGの場合があります。こちらも工事前に確認しましょう。

石油ストーブは工事なしで使用することができるので、知らず知らずのうちにNG行動をしてしまう可能性が。管理規約にない場合は管理会社に問い合わせてみるのが一番安心ですね。

マンションでストーブが禁止される理由は?

では、なぜマンションでストーブが禁止されるのでしょう。それは石油ストーブやガスストーブの仕組みにあります。

一酸化炭素中毒の危険性

石油ストーブやガスストーブは室内の空気を取り入れて燃焼し、室内に排気します。つまり、使用していると室内の空気が汚れます。空気が汚れ、酸素が少ない状態で燃焼を続けると一酸化炭素中毒を引き起こす可能性もあるのです。

ですから石油ストーブやガスストーブは1時間に1~2回の換気が必要だといわれています(参考)。換気をきちんとすれば安全に使えるとはいえ、リスクは高いですよね。

最近では石油やガスのストーブでもFF式といって外の空気を取り込んで燃焼し、汚れた空気を外に排出するタイプが出ています。FF式なら一酸化炭素中毒のリスクはなくなりますが、まだそれほど広まっていないため「FF式なら可」という規約はおそらくないでしょう。

火事のリスクが高い

最近の石油ストーブやガスストーブは安全装置が付いているため、以前のストーブに比べるとだいぶ安全性は高くなりました。

とはいえ、家の中で火を焚いているわけですからどうしても火事のリスクはあります

特に石油ストーブの場合は、タンクを入れる際などに灯油をこぼしてしまったらそこから引火する可能性があります。火事を起こして自分の部屋だけでなく近隣の部屋まで燃えてしまうというリスクがある訳ですね。

以上の理由からマンションではストーブを禁止していたり、できれば使わない方がいいといわれていたりするのです。

ペレットストーブの場合室内の空気は汚れませんが、壁に穴を開けて排気筒を設置するため、NGと言われる場合があります。

マンションでも使えることが多いストーブは?

マンションで安心して使えるストーブというと、電気ストーブになりますね。電気ストーブは他のストーブに比べて安全性が高いです。

電気ストーブはパワーが弱くて暖まらないイメージがあるかもしれませんが、最近では高性能な電気ストーブも出ていますよ。

マンションでもおすすめのストーブ

電気ストーブは電気の力で赤外線や遠赤外線などの熱エネルギーを発生させることであたたまるストーブです。

基本的には部屋全体を暖めるのではなく、ストーブの前しか暖かくなりません。スポットとして使用するのがおすすめです。

電気ストーブは遠赤外線の量によって暖かさが変わります。今まで主流だったハロゲンヒーターやカーボンヒーターよりもさらに遠赤外線量が多いヒーターが出ていますよ!

グラファイトヒーター

グラファイトヒーターは黒鉛に電流を流して放射熱を発生させる暖房器具です。ハロゲンヒーターやカーボンヒーターよりも遠赤外線量が多いです。

素早く温まることができるので、外から帰ってきて、朝起きてすぐなどに向いていますね。

トースターでおなじみのアラジンのグラファイトヒーター。トースターも立ち上がりが早いことで有名ですので期待ができますね。

こちらは少し形が違うタイプです。

ハロゲンヒーターやカーボンヒーターに比べると少し値段は高くなりますが、暖房機器の中では手ごろなのもうれしいですね。

シーズヒーター

ニクロム線を金属のさや(シーズ)で覆ったヒーター管を使用したストーブ。グラファイトヒーターよりもさらに遠赤外線放射量が多く温まり方も早いです。また、金属で覆っているので丈夫で割れにくいという特徴もあります。

電気ストーブだからと言って絶対に安心、という訳ではありません。以前友人が寝ている間にハロゲンヒーターの中に毛布が入ってしまって燃えてしまった、と話していました。電気ストーブであっても暖房機器の取り扱いにはご注意ください。

ストーブの種類についてはこちらのページも参考にしてみてください。

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まとめ

石油ストーブやガスストーブは、一酸化炭素中毒、火災のリスクがあるためマンションでは禁止されている場合があります。ハッキリ禁止されていなくてもできれば避けた方がいいともいわれています。

マンションで安心して使えるストーブは電気ストーブですね。石油やガスに比べるとパワーは落ちますが、最近では高性能な商品も出ています。ぜひ検討してみてください。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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