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ベランダ菜園は日当たりが悪くてもできる?良すぎる場合の対処法も!

ooba1809
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ベランダ菜園で重要なことの1つに日当たりがあります。日当たりは良いに越したことはないですが、日当たりが悪いと野菜が全く育たない、ということでもありません。

日当たりが悪い時の対策と、逆に日差しが強すぎるときの対処法も見ていきましょう。

ベランダ菜園で日当たりが悪い場合の工夫

ベランダは庭などと違い柵があるので、日がなかなか当たらないということもありますよね。東向き、西向きのベランダがベランダ菜園に適しているといわれていますが、日当たりが悪いから全然育たないということもありません。

我が家のベランダは西向きです。西日は当たりますが日中はあまり日が当たりません。それでも、年によって量のばらつきはあるものの、ミニトマト、ナス、大葉、バジルなど毎年収穫出来ています

東向きや南向きよりも成長スピードはゆっくりになるようですが、育てることは可能ですよ。私が実際に行った対策を含め、日当たりが悪いベランダでも野菜を育てるコツを見ていきましょう。

少しでも日当たりのよい場所を探そう!

まずはプランターを少しでも日当たりのいい場所に置く、ということが重要です。ベランダの中でも日当たりにかなり差があると思います。

苗を植えて最初の数日は日陰に置いておく野菜が多いと思いますが、数日を過ぎたらなるべく日の当たる場所に移動させましょう。時間によって日が当たる場所は変わってくるのであらかじめどこが一番日が当たるのか確認しておきましょう

プランターは随時動かそう!

日当たりが一番いい場所にプランターを置いて育てるのですが、じつは日当たりのいい場所はだんだん変わっていきます。

季節によって太陽の高さが変わり、日の当たる場所も変わっていくんですね。春に日当たりがいいと思っておいていた場所が夏になったらあまり日が当たらない!なんてこともあるのです。

頻繁に動かす必要はありませんが、時々は日当たりを確認し、場合によっては移動させるといいですね。

また、真夏になると今度は日差しが強くなりすぎるということもあります。日差しが強すぎるときの対策は次の章でご説明しますね。

棚を使って高い位置で育てるのもおすすめ!

ベランダに直置きすると、柵の陰になってしまい日が当たらないということも多いと思います。

棚の上にプランターを置けば直置きするよりも日が当たりやすくなります。マンションなどの集合住宅の場合、棚の設置が可能かどうか管理規約で確認してから行いましょう。

ちなみに、我が家はこのように棚の上で育てています。真ん中と一番上の段は結構日が当たるようになりました。

ベランダの棚

棚に関して詳しくはこちらの記事へ

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日陰を好む野菜を育てる、という手も!

野菜や植物は日向を好む、というイメージがあるともいますが、どの植物も同じように日光が必要という訳ではありません。

植物は大きく分けて3つの種類があります。

  • 陽性植物:1日6時間以上の日照時間が必要
  • 半陰性植物:1日3~4時間の日照時間があればOK。木漏れ日などでも育つ
  • 陰性植物:1日1~2時間の日照時間でOK。直接日の当たらない半日陰から日陰を好む

日光が当たればOKという訳ではないのですね。日当たりの悪いベランダでは、半陰性植物、陰性植物から育ててみるのもよいと思います。

ベランダで育てやすい野菜は以下の通りに分類されます。

陽性植物 トマト、ナス、ピーマン、オクラ、きゅうりなど
半陰性植物 ホウレン草、小松菜、パセリ、ネギなど
陰性植物 大葉、みょうが、ニラなど

参照元:アタリヤ農園

日当たりがよく、日差しが強すぎる場合は?

日が当たれば日が当たるほど良い、と思ってしまいがちですが真夏の暑さは野菜にダメージを与えてしまい、生育不良や乾燥してしまうことも。

ベランダに出るのも大変というくらい暑い日は、野菜もダメージを受けているということです。特に猛暑日が続く近年は、ベランダ菜園も大変です。暑くなる前に対策をしていきましょう。

真夏のベランダ菜園の基本

日差しが弱い時はなるべく日が当たる場所に移動させますが、日差しが強すぎるときは日陰に移動させましょう

我が家の棚の上で育てていたナスも、真夏は下で育てていました。

直置きのプランター

水やりは1日2回以上

乾燥を防ぐためには、こまめに水やりを行う必要があります。朝水を上げても夜にはカラッカラになっているということも少なくないと思います。

できれば最低でも朝夕2回水やりをするようにしましょう。

いっぺんに大量に水をあげると根腐れしてしまうという心配もあります。人間の水分補給と同じでこまめに、表面の土が乾いたらあげるようにしてくださいね。

葉を摘み取って風通しをよくしよう

葉が密集していると風通しが悪くなり、熱がこもってしまいます。葉が密集しないように余計な葉は摘み取るようにしましょう。

葉を摘み取ることでわきめが伸びるようになり、バランスよく成長するようにもなるんですよ。

日差しが強すぎる場合は日よけをしよう!

日差しが強すぎるときは、物理的に日をよけるのも有効です。園芸の用の遮光ネットなどもいいですし、タープなどを利用するのもおしゃれ。

手っ取り早く日よけをしたいのなら、シーツなどを干しておくだけでも違いますよ。

タープについてはこちらの記事もどうぞ。

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夏の日差しに強い野菜は?

先ほどご紹介した陽性植物は基本的に夏の日差しに強いです。トマト、ナス、ピーマン、キュウリなどの夏野菜ですね。

とはいえこれらの野菜も何も対策をしないとダメージをうけてしまうこともあります。真夏の日差しにはしっかり対策しましょう!

まとめ

ベランダ菜園の日当たりについて見てきました。

我が家もそうですが同じベランダでも春には日当たり対策が必要で、真夏には日よけ対策が必要になることも。

一度植えたらあとは水と肥料を与えるだけでOKではないので、気温や植物の成長を見ながら対策をしていきましょう。

マンションでベランダ菜園を始めたい方はこちらも参考にしてみてください。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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