クローゼットや押入れの結露対策！原因と対処法を見てみよう！

冬になると、家の中に結露が発生することがあります。窓などにできるイメージが強いと思いますが、クローゼットや押入れに発生することも。

結露は放っておくとカビの原因にもなってしまいます。クローゼットや押入れの結露対策について見ていきましょう。

クローゼットや押入れに結露ができる原因は？

結露といえば冬場の窓にできる印象が強いですが、クローゼットや押入れの中で発生することもあります。クローゼットや押入れで結露が発生する原因は室内との温度差です。

暖かい空気は水分をたくさん含んでいます。その空気が急激に冷やされることで水蒸気が水になり、結露が発生します。

ですから、結露は温度差が激しいところで発生します。窓や玄関ドアなど外に面しているところで発生しやすいので、外壁に接しているクローゼットや収納は結露が起こりやすいんですよ。

室内の湿度も結露の発生に関わってきます。加湿器を使用している場合、加湿のし過ぎに注意しましょう。

温度差だけでなく、

• 湿度が高い
• 空気の流れが悪い

というのも結露の原因になりますよ。どれもクローゼットや押入れに当てはまりますよね。

結露は放っておくとカビの原因にもなりかねません。クローゼットや押入れの場合、中にしまっている大切な寝具や洋服などがダメになってしまう場合も。結露を発見したらきちんと対策をしましょう。

結露の原因や怖さについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

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クローゼット・押入れの結露対策！

クローゼットや押入れの結露対策について見ていきましょう。

まずはしっかり換気する

結露の原因の１つが「空気の流れが悪い」ということ。収納は閉めきっていることが多いですし、空気が滞りがちですよね。

こまめに扉を開けることで換気になり、空気の流れができます。扇風機やサーキュレーターで風を送るのもいいですよ。

扉が開いていると見た目がちょっと・・・と思われるかもしれませんが、中の物がダメになってしまうよりもずっといいと思います。

また、扉を開けることで室内との温度差も軽減できますよ。収納ケースや棚などを設置する場合は、壁に付けずに少し間を開けておくといいでしょう。

物をぎゅうぎゅうに詰めない

収納に物をぎゅうぎゅうに詰めていると、空気の流れが悪くなります。クローゼットは容量の7～8割がベストともいわれています。

押入れの場合は下だけでなく、横にもすのこを立てておくことで通気性が良くなりますよ！

クローゼットが洋服であふれている、という方はこちらの記事も参考にしてみてください。

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除湿剤を使ってみよう

クローゼットや押入れに結露が発生したことがあるのなら、除湿剤を使ってみるのもいいでしょう。

置いておくだけで湿気を取ることができますし、どのくらい湿気があったのか分かりやすいですよね。

除湿剤といえばこちらのタイプがむかしからあり定番ですよね。水が溜まっているのが一目瞭然なので交換時期も分かりやすいです。

こちらは吊るして使うタイプ。デザインもシックでおしゃれですね。

こちらは繰り返し使える除湿剤。天日干しをすることで繰り返し使えます。

こちらも繰り返し使えるタイプ。防臭効果もありますよ。

こちらも繰り返し使えるタイプで、押入れに敷いて使います。

除湿剤は様々な大きさ、タイプがあるので使いやすそうな商品を選んでみてください。

根本的に対策したいなら断熱

クローゼットや押入れの結露対策をしても追いつかない、対策するのが大変という方はクローゼットの断熱をしっかり行いましょう。

押入れの壁や床下に断熱材を入れることで、収納の温度低下を抑えます。結露対策になるだけでなく、部屋も暖かくなりますよ。

DIYでクローゼットの断熱対策

断熱、というと難しいイメージがあるかもしれませんが、DIYでも対策することは可能です。

壁や床、天井などに断熱材を張り付けるDIYを行います。ポイントは隙間なく敷き詰めること！隙間があるとその部分だけ結露してしまうことになります。

プチプチや発泡スチロールを敷き詰めるだけでも断熱効果がありますが、断熱材を使ってDIYされている方も。

【DIY】古い家の押入れ断熱に挑戦！｜人生経験とおじさんの日々の暮らし

この方は押入れの壁と天井にカネライトフォームという断熱材を敷き詰めています。サイズピッタリに測ればあとは貼り付けるだけなのでチャレンジしやすいのではないでしょうか。

押入れの結露対策にスタイロフォーム｜takebeatの写真日記

こちらはスタイロフォームという断熱材を敷き詰め、すのこやジョイントマットでガードされています。

【空家リノベーション】DIYで押し入れの断熱工事｜かとう家のこばなし

この方は壁を外して中に断熱材を入れています。本格的なので慣れていない人には難しいですが費用はいがいとかからないようですね。

リフォームも検討してみよう！

DIYは大変、収納の壁が傷んでいる、カビているという場合はリフォームが良いでしょう。

押入れの断熱リフォームの目安：4万5千円～（参考）

ただし、下地の補修をしたりドア交換をしたりすると費用は上がります。

押入れの湿気対策リフォーム｜マスタードリフォーム

この方は床下に断熱材を入れ、壁は防カビ効果のある壁紙に変更。折れ戸にしたことで換気もしやすくなりました。

クローゼット内の壁の断熱と防露･防カビリフォーム｜住まいるパートナー

こちらはクローゼットの湿気から、部屋の壁紙も浮いてきてしまったというケース。クローゼットの断熱だけでなく、部屋全体の断熱も行いました。

押入れをクローゼット化！湿気対策も行い和室を洋室にリフォーム|Resta

こちらは押入れをクローゼットにしたケースですが、湿気対策も行っています。断熱材を入れるだけでなく、透湿シートも使用しました。

事例を見てみると、収納の断熱だけのリフォームをした人は少ないですね。他に気になる箇所がある時にまとめてリフォームするのが良いかもしれません。

まとめ

押入やクローゼットも実は結露が発生しやすい場所です。

結露が発生するのならまずは、扉を開けるようにし、収納量も見直してみましょう。さらに除湿剤もプラスすると湿気が減るのでおすすめです。

それでも解決しない場合、根本的に解決したい場合はリフォームも検討してみてはいかがでしょうか。

クローゼットや押入れ以外の結露対策はこちらの記事をどうぞ。

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