納戸をリフォームして書斎や子供部屋に!事例を見てみよう!
納戸があるけれど使っていない、使い勝手が悪いという方は思い切ってリフォームして収納力を上げたり、別の部屋にしたりするという手もあります。
納戸をリフォームした事例を見てみましょう。
納戸の使い勝手が悪い!
そもそも納戸とは、建築基準法で「居室」と表示できない部屋のことを指します。納戸以外でもサービスルーム、フリールーム、ユーリティスペースなどもほぼ同じで明確な違いはありません。納戸は居室として使用するには採光、換気が不十分なことが多いです。
居室として使うことを想定していないので
- 窓がない(あっても小さい)
- コンセントがない
- 湿気がこもりやすい
などの問題点があります。
もちろん各ご家庭によって納戸の状況は変わります。便利に使えている方もたくさんいますが、ご家庭によっては「使いにくい」「物置になっている」「使っていない」という場合もあるでしょう。
使わないスペースがあるのはもったいないので、不便を解消し、使えるスペースにリフォームしてみてはいかがでしょうか。
納戸はどんなリフォームをすればいい?
使いにくい、使っていない納戸を使いやすくリフォームするには、まずどんな使い方にするのか考えましょう。使い方を考えておかないとまた不要な部屋になってしまう可能性があります。
大きく分けると
- 使い勝手のいい収納にする
- 書斎、子供部屋など部屋にする
- 仕切りをなくして部屋を広くする
などの使い方があります。まずはどのように使うのかを考え、そのためにどんなリフォームが必要なのかを考えていきましょう。
〇収納にする場合
- 棚を設置する
- ハンガーパイプを取り付ける
〇部屋にする場合
- 湿気対策をする
- 窓を設置する
- コンセントを設置する
〇納戸を撤去する場合
- ドアや棚を撤去する
- 床をフラットにする
というリフォーム内容になります。
棚の設置などはDIYで行われている方も多いですよ。
納戸のリフォーム事例
それでは実際に納戸のリフォームをした事例を見ていきましょう。
使い勝手のいい収納に
費用:不明
こちらは小さめの納戸に納戸の幅いっぱいの可動棚を設置した事例。棚が全くない納戸だったのでこれで使い勝手が良くなりますね。
費用:12万円
こちらは納戸をウォークインクローゼットにリフォームした事例。枕棚とパイプハンガーを設置しています。
こちらはキッチン横の納戸をパントリーとして使うために棚を設置した事例。元々2枚しか棚板がなかったのですが、可動棚を設置して使い勝手が良くなりました。オリジナルのワイン棚もいいですね。
費用:不明
こちらは納戸に造作で棚を設置した事例。何を収納するのか決めてからオーダーしているのでピッタリの棚に仕上がっています。
費用:不明
こちらも造作で棚を設置した事例。壁一面の壁面収納で収納力がアップしましたね。造作なので窓の部分は後ろの板を抜いているのがいいですね。
リフォーム以外の方法で納戸の使い勝手を良くしたい方はこちら。
別の部屋にリフォーム
T様邸 窓のない納戸を子供部屋にリフォーム|住宅再生工房マツヤ
費用:80万円
こちらは納戸を子供部屋にリフォームした事例。窓がなかったので壁面に窓を設置。床と壁もリフォームして明るいお部屋になりました。
費用:50~100万円
こちらも納戸として使っていた部屋を子供部屋にリフォーム。湿気がこもりやすかったので調湿ボードで湿気対策をされています。
費用:不明
こちらも納戸を子供部屋にリフォームした事例。押入れを撤去し、壁、床、引き戸もリフォームして印象が変わりましたね。
費用:37万円
こちらはキッチン横の納戸をワークスペースにリフォーム。半分は何度として使えるように残し、デスクも設置しています。中の様子を伺えるよう、室内窓が付いているのがいいですね。
こちらは納戸を書斎にした事例。上の収納しかなかった納戸に棚を造作し、L字型のカウンターを設置しました。
業者にリフォームを依頼しなくても納戸を部屋として使えることもあります。DIYなどで別の部屋にしている事例はこちら。
納戸を撤去した事例
2階フルリフォームで叶えるこだわり満点の二世帯住宅[二世帯リフォーム]|TOKAIWILL
費用:1,000万円~1,500万円
こちらは二世帯住宅にするために2階をフルリノベーションしています。納戸は撤去して和室とつなぎ広いLDKに生まれ変わりました。
”小さな工事編” マンション室内壁撤去及び鍵増設工事 福岡市東区 I様|航工房
費用:289,860円
こちらは洋室の一角にあったウォークインクローゼットを撤去した事例。部屋が広く使えるようになりましたね。ダウンライトを残したのがアクセントになっていいですね。
こちらは自宅で着付け教室を開くため、和室を広く使いたいという理由で和室の納戸を撤去した事例。仕切りを撤去し奥のスペースにも畳を敷いています。
日の光が入らない真っ暗な納戸を明るい畳コーナーに|遠鉄のリフォーム
費用:300万円
こちらは日の入らない納戸をなんとかしたい、とリフォーム会社に相談され畳コーナーにリフォームされた事例。(その代わり和室の畳はフローリングに変更)壁と引き戸を撤去したので明るい空間となり、団らんスペースになりました。面白い発想ですよね。
こちらは賃貸マンションのオーナーさんが人気の間取りにリフォームした事例。3LDKを2LDKに変更。玄関横の納戸は撤去して土間スペースを広くしました。
まとめ
使っていない、使いづらい納戸をリフォームで活用した事例を見てきました。
全面リフォームで大掛かりなリフォームをしている方もいますが、棚を足す、壁を壊すといった簡単なリフォームでもだいぶ印象が変わっていました。
まずはご自宅の納戸の問題点や何に使いたいのかを考えてリフォームを検討してみてください。