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【結露対策まとめ】結露の仕組みと被害、対処方法をまとめました!

ooba1809
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冬になると発生しやすい結露。結露を放っておくと家の寿命を縮めてしまうことにもつながってしまいます。

結露の仕組みと放っておくとどうなるのか。そして対策方法をまとめました。

結露ができる仕組み

冬になると窓などにできやすい結露。そもそも結露はどうして起こるのか知っていますか?

暖かい空気は水分をたくさん含んでいます。冬でも部屋の中の空気は暖かく、水分をたくさん含んでいるんですよ。

外気の影響などで冷えた窓の周辺は気温が低いです。空気が急激に冷やされることになるので、空気は水分を抱えきれなくなり、水滴になります。これが結露なんですよ。

冬は乾燥している、というイメージがあるかもしれませんが、暖かい室内は意外と湿度が高いことも。加湿器や室内干しの洗濯物から発生する水蒸気、調理による湯気、人の呼気や汗などで空気中に発散させている水分などで湿度は上がっていくんですね。

さらに、寒いため閉め切っていることも多く、空気がこもって湿気もたまりやすくなります。

まとめると、

  • 室温が高く、気温差が激しい場所がある
  • 湿度が高い
  • 空気の流れが悪い

という状況ですと結露が起こりやすくなってしまうのです。

結露を放っておくと危険!どんな被害が起こる?

結露はただの水ですが、そのままにしておくのはNG。

例えば、窓の結露の場合放っておくとカーテンや壁紙、床なども濡れてしまいます。そしてそのまま放置してしまうとカビの原因に。カビはアレルギーの原因になったり、ぜんそく、アトピーなどを引き起こすこともあるんですよ。

また、コンセントや配線が濡れてしまうと漏電してしまう可能性もあります。

壁の内部や床下にまで水が浸透してしまうと、下地部分が腐敗し家の寿命を縮めることにもなりかねません。また、集合住宅では水が下の階まで流れ出て水漏れしてしまったというケースも。

結露を放って置いたらすぐにトラブルが起こるという訳ではありませんが、いつ問題が発生するかは誰にも分かりません。最悪の事態にならないためにも早めに対処するようにしましょう。

結露ができてしまった時の対処法

結露ができてしまったら、まずは水分を拭き取りましょう。タオルや雑巾で拭くだけでも良いですが、下記のようなアイテムがあるとふき取りが少し楽になります。

こちらは吸水力の高いスポンジです。布で拭き取るよりも早く水分を拭き取ることができます。

吸水した水をしぼるアイテムもあるとより便利です。

窓の場合は、ワイパーで水分を集めるのもいいですね。

結露がそこまでひどくない場合は、吸水テープを貼っておくのも1つの手です。テープが結露を吸水してくれるので毎回拭き取らなくても水浸しになる心配が少なくなります。

ただし、結露がひどい場合は吸水しきれないことも。テープが濡れたままではかえってカビの原因になってしまうこともあるので注意が必要です。

吸水テープについてはこちらの記事をどうぞ。

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結露対策の基本

繰り返しになりますが結露は

  • 室温が高く、気温差が激しい場所がある
  • 湿度が高い
  • 空気の流れが悪い

という条件下で発生しやすくなります。

基本の結露対策はその逆で、

  • 室温を上げすぎない、部屋の中の温度差を少なくする
  • 湿度を上げすぎない
  • 空気の流れを作る

という3つが重要です。個別に見ていきましょう。

温度を上げすぎない、温度差を少なくする

冬は室内で暖房を使用していると思いますが、室温が上がりすぎないように注意しましょう。冬の快適な室温は18℃から20℃です(参考)。

こちらはエアコンの設定温度ではなく、実際の室温です。温湿度計を設置すると分かりやすいですよ。

極端に寒い場所があるのなら、断熱対策をしましょう。場所別の対策は後半でご紹介するページをご参照ください。

湿度を上げすぎない

冬は加湿器を使っている人も多いと思いますが、湿度の上げすぎにも注意です。

湿度は40~60%参考)ですと快適に過ごせるといわれています。逆にいうと40%を超えているのなら加湿器を使う必要はありません。(結露ができるのならなおさら)

温湿度計で湿度をチェックし、湿度が上がりすぎないように注意しましょう。

空気の流れを作る

冬は閉めきっていて換気をしていないという人も多いかもしれません。ですが換気をしないと部屋の中に水蒸気がたまってしまいます。冬でも定期的に換気をするようにしましょう。1時間に1度、5〜10分程度換気を行うのが理想的です(参照)。

寒い時期の換気方法はこちらの記事を参考にしてみてください。

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24時間換気システムがある場合はオンにしておいてくださいね。

換気扇やサーキュレーターなどで空気の流れを作るのも効果的ですよ。

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場所別の結露対策は?

結露は窓にできるイメージが強いかもしれませんが、窓以外でも結露が発生しやすい場所はたくさんあります。

外に近く寒かったり、閉め切っている場所で発生しやすいですね。

場所別の対策はそれぞれの以下のページで詳しくご説明しています。

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それぞれの対策も必要ですが、結露対策の基本

  • 室温を上げすぎない
  • 湿度を上げすぎない
  • 空気の流れを作る

というのが一番大切ですので心がけてみてくださいね。

まとめ

結露が発生する仕組みと危険性、そして対策方法を見てきました。

結露対策は場所によって様々ありますが、基本は

  • 室温を上げすぎない
  • 湿度を上げすぎない
  • 空気の流れを作る

の3つです。この3つを怠ってしまうと他の対策をしてもあまり効果を感じられないかもしれません。冬の換気は大変だと思いますが、少しずつでも行うようにしていきましょう。

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この記事を書いた人
40代主婦。5年前中古マンションを買ってリノベーションしました。自分にとって暮らしやすい家や生活スタイルを目指しています。ライター兼調理師でもあり、キッチン周りには特にこだわりあり。
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