リフォーム中の防犯対策はどうする?被害に遭いやすいのはどんな時?
家のリフォームをすると人の出入りが多くなり、普段の生活とは少し様子が変わってくると思います。
じつはリフォーム時は空き巣の被害に遭いやすいこともあるので、防犯対策についても考えなくてはいけません。
どんなリフォームをする時に防犯対策が必要なのかと、防犯対策の方法について見ていきましょう。
防犯対策を行うべきリフォームは?
リフォーム中に空き巣などの被害に遭いやすいといっても、すべてのリフォーム時に注意が必要という訳ではありません。
特に注意したいのはこんな時です。
- 業者に鍵を預ける場合
- 大規模リフォームで複数の業者が出入りする場合
- 窓やドアなど開口部のリフォームをする場合
- 外壁工事などで足場を組んだり、養生をする場合
上記のリフォームを行う場合は防犯対策についてもしっかり考えておきましょう。
リフォーム中の防犯対策はどうすればいい?
では、リフォーム中の防犯対策はどんなことができるのでしょうか。ケース別に見ていきましょう。
業者に鍵を預ける時
リフォーム中にやむをえず、業者に鍵を預けることもあるでしょう。
特に、大規模リフォームの時には注意が必要です。複数の業者が出入りするとそれだけリスクは高くなってしまいます。
中には業者同士でカギを植木鉢の下などに置いて受け渡していることもあるようです。また、レアなケースではありますが、無断で合い鍵を作られてしまったということも。
業者に鍵を預ける場合は、普段通りのままではNG。万が一のことがないよう、最低限のことはしておきたいですね。
- 鍵の受け渡し証を書面で作る
- 貴重品は家の中に置かない(トランクルームの利用なども検討)
- リフォーム後に鍵を交換する(大規模リフォームの場合)
などはやっておきましょう!
トランクルームや荷物預かりサービスについてはこちらの記事をどうぞ。
窓や玄関のリフォーム時
続いては開口部のリフォームをする場合。
窓や玄関のリフォームは通常ですと1日で終わることがほとんどです。ですが開口部の大きさを変えるなど日をまたぐこともあります。
簡易的にビニールシートなどで被うだけでは簡単に侵入されてしまいます。
日をまたぐ工事になる場合、翌日の作業時間まで簡易的な板を打ち付けてもらうなど、侵入できないように対処してもらうといいですね。
当日いきなり言っても対応できない場合があるので、工事前に日をまたぐことになるのか、その間開口部はどうなるのかを確認しておきましょう。
足場を組んでいる時
最後は、外壁塗装などで家の周りに足場を組んでいる時の対処方法です。
足場を組むと外からは手が届きにくい2階部分でも安全に作業することができます。一方で誰でも簡単に上れてしまうので泥棒にとっても好都合になってしまうんです。
また、足場を組んだ上に養生することもあります。塗装が周囲に飛び散らないためなどに行いますが、養生をしてあると足場の中に人がいても外からは見えにくくなります。ですからより侵入しやすい状況になってしまうんですね。
足場+養生の組み合わせでリフォームをしているときはしっかり防犯対策が必要です!
作業中以外は足場の入り口を閉じてもらう
まずは足場に上れないように業者に依頼しましょう。事前の打ち合わせの段階で作業時間以外は足場の入り口を閉じる、階段を取り外すなどの対応をしてもらえるように交渉してみてください。
防犯センサーを設置する
足場に人が侵入したことが分かる人感センサーをつけておくとより、防犯効果は高まります。市販の人感センサーライトなどもありますし、業者に相談すれば取り付けてもらえることもあります。こちらもまずは相談してみましょう。
また「防犯センサー作動中」などの張り紙や横断幕を貼っておくことも効果的です。泥棒もリスクを冒したくないので「しっかり防犯対策をしている」ということが分かれば避けていく傾向があります。
戸締りはしっかり行う
当たり前のことではありますが、2階も含め開口部の鍵はしっかり閉めておきましょう。ベランダや窓はうっかりミスで開いていることも多く、そこから泥棒が侵入するケースも多いんですよ。
職人さんがいる時でも、窓やドアはしっかり施錠しておきましょう。
より防犯効果を高めるのなら、補助錠をつけて二重ロックにするのがおすすめです。
窓の防犯対策はこちらの記事もどうぞ。
信頼できるリフォーム会社を選ぼう!
リフォーム時の防犯対策は、自分たちがしっかり行うことももちろんですが、業者の協力が必要不可欠となってきます。
業者が家の中の者に手を付けないというのはもちろんのこと、一緒に防犯対策を行ってくれる会社を選びたいですね。
防犯のためにリフォーム前に確認しておきたいこと
リフォーム中にしっかり防犯対策をするために、以下の項目を業者に確認しておくといいでしょう。
- 工事日程表をもらっておく
- 鍵の受け渡しの必要があるかどうか(預ける場合は書面を準備)
- 開口部のリフォーム中の対応
- 足場を組んだ時の対応
- 防犯センサーの設置ができるかどうか
など。
まず工事日程表をもらい、いつ何の工事があるのかを確認しましょう。当日の作業人数も把握しておくといいですね。複数の業者が出入りする時に、関係のない人が紛れ込んでいるというケースもあるようです。
家をよくするためのリフォーム中に泥棒に入られては元も子もありません。業者にも協力をしてもらい、しっかり防犯対策しましょう!
業者選びで迷ったらこちらの記事もどうぞ。
まとめ
リフォーム中は普段よりも家が開放的になってしまいます。開口部のリフォームや足場を組んでのリフォームの場合は泥棒が侵入しやすくなってしまうのでしっかり防犯対策をしましょう。
基本的な防犯対策をしておくのはもちろん、業者にも協力してもらわなくてはいけないこともあるので信頼できるリフォーム会社に出会えるといいですね。
ベランダからの侵入を防ぐにはこちらの記事もどうぞ。