子供部屋はいつから用意するべき?子供部屋を作った理由をまとめてみた!
子供がいるご家庭は「子供部屋はいつから用意しようか」と迷うこともあると思います。子供の物を置くスペースは生まれた時から必要ですが、しっかりした個室(もしくは兄弟と一緒の部屋)を用意するタイミングが出てくると思います。
子供部屋にはメリットもデメリットもあり、それは年齢によっても変わってきます。子供部屋をいつから用意すればいいのかを見ていきましょう。
子供部屋はいつから用意した?
まずは子供部屋をいつ用意した人が多いのか見ていきましょう。
子供部屋を用意した年齢の統計
まずは子供部屋を用意した年齢の統計を見てみましょう。
ミキハウスの統計によると
- 小学校低学年:38.3%
- 小学校高学年:25.0%
- 中学生以上:11.6%
という結果でした。
別のサイトの統計では1位は小学校1~2年生、2位は中学生、3位は小学校3~4年生という結果でした。
就学前に子供部屋を用意するケースは少なく、小学校や中学校の入学のタイミングで用意する方が多いようですね。
子供部屋を用意した理由を年齢別に見てみよう!
続いて、実際、子供部屋を用意してどうだったのか、なぜその年齢に子供部屋を用意したのかという口コミを見ていきましょう。
0~2歳の場合
生後すぐ。1人で寝かせるため
子供部屋自体は0歳の頃からあるのですが、まだオモチャ置き場程度にしか稼動してないです。
寝室を別けるのは「ひとりで寝る」と自分で意思表示してからですね。
日本では珍しいケースだとは思いますが、海外では添い寝をする文化はなく生後すぐに寝るための部屋を用意します。
- 子供の自立心を育てる
- 夫婦の時間を作る
という目的があるそうです。
3~5歳の場合
幼稚園の年長で 部屋は用意しました。
机も買うし、子供の服や持ち物も増えるし、と。
一応ベッドも置いておきましたが
一人で寝るようになったのは 三年生の三学期から。
3歳。家を新築したときに作ったから。ただ、利用はまだほとんどしていない
幼児期はまだまだ家族と一緒に過ごすことで生活習慣を身に着けていく年齢です。ですが、物や場所に対して独占したいという欲求が高まる時期でもあります。個室で一人で過ごすということはあまりないと思いますが、幼稚園や保育園のグッズやおもちゃなどを置いて「自分の場所」と意識させるために部屋を作ってみてもよいですね。
小学校低学年の場合
小学校に入学する際、学校の荷物の整理、身支度を整える場所としてつくった
小学校入学に合わせて用意しました。
学習机とか用意しましたので。
ただ、2年生現在、学習机はランドセルと教科書を置くだけで勉強はダイニングテーブルでしていますし、寝床も自分の部屋のベッドは使わず親の布団で一緒に寝てますので特に部屋が必要だったかと言われると微妙です。
今年の春に下の子が入学するのですが、内心別にまだ要らないんだよなと思いつつも上の子に用意してしまったので今準備中です。
小学校2年生から。引っ越して部屋数が増えたので
小学校入学に合わせて子供部屋を用意するというご家庭はやはり多いです。ですが実際は勉強はリビングで、寝室は親と一緒という人も多いようですね。
子供が自分でものを管理する棚などがあれば、個室ではなくてもよいのかもしれません。
小学校高学年の場合
上の子は小3、下の子は小4からですが、小学生のうちはあまり部屋を使わないですね。
上の子は、ベッドを置いたのが小5だったので、小5から寝るときだけ使うようになりました。勉強は中学卒業までダイニングでやってました。
下の子は小4でベッドを置いたので、寝るときだけ子供部屋です。
が、やはり学習机はあまり使わず、ほとんどリビング、ダイニングです。上の子は、高校生から自分の部屋で勉強するようになり、自室にこもることも増えました。中学卒業までは、寝るときぐらいしか部屋にいなかったです。
小学5年生のとき。子どもが自分の部屋が欲しいと言ったので
小学5年生の時に、友達が来た際に母親がいるリビングだと恥ずかしいというので
小学校高学年になってもあまり部屋は使わないという人もいますね。
一方、自分から「部屋が欲しい」という意思もでてくるようです。思春期に入ってくるので、プライベートな空間が欲しい、と思うのは当然のことでしょう。子供が望むのならなるべく部屋は用意してあげたいですよね。
中学生以上の場合
中学1年から。勉強に集中するため、自立心を育てるため
中3で受験のため、個室にした
中学校以上で部屋を用意する理由は勉強のため、という理由が多いですね。
下にきょうだいがいたり、受験があったりすると一人で集中できる部屋があるといいですね。
子供部屋を用意するのは年齢だけでなく、タイミングで!
子供部屋を用意したのは小学生から中学生という方が多いですが、実際の意見を聞いてみるといろいろな理由がありました。
理由をまとめると
- 自分の物を置く場所が必要になった
- 一人で寝るようになった
- 子供が個室を欲しいと望んだ
- 勉強に集中するため
という感じになりますね。そして、引っ越しや新築、リフォームのタイミングで子供部屋を作ったという人も多いです。
実際に一人部屋を活用する時期、となるとまた変わってくるかもしれませんがいつでも子供部屋が作れるよう考えておきたいですね。
子供部屋は用意しないという人もいる?
少数派ではありますが「子供部屋を用意するつもりはない」という人もいます。間取りの関係で用意できないという人もいますが、「家族の時間を大事にしたいのであえて作らない」という人もいます。その代わりリビングなどに勉強や収納のスペースを作るケースですね。
子供部屋はなくてもよいのでしょうか。メリットとデメリットを挙げて考えてみましょう。
子供部屋を用意するメリットとデメリット
メリットとデメリットを挙げて考えてみましょう。
メリット
- 自立心、自尊心が向上する
- 整理整頓ができるようになる
- プライベートな空間ができる
- 友達を呼びやすくなる
- リビングや他の部屋が散らからなくなる
自分の部屋があると、自分で考えて行動することが増えてきます。ですから自然と自立ができるようになっていきます。物を管理して、整理整頓ができるようにもなり、親に知られたくないプライバシーを守ることもできますね。
その後社会に出ることを考えても必要な要素ばかりなのではないでしょうか。
デメリット
- 親の目が届かない
- 部屋にこもりがちになってしまう(家族の時間が減ってしまう)
- 掃除が大変
- あまり使わない
一方、部屋を作っても自分で管理ができないと散らかり、掃除が大変になります。また、親の目を盗んで悪いことをしたり・・・という可能性も出てきますね。
また、作ったけれど結局使っていないという人もいますね。ですが、これから使う時期が来るのではないでしょうか。
狭くても専用の空間を作るのがおすすめ!
メリットとデメリットを見てみると、確かにデメリットはありますが、メリットの方が大きいのではないかと思います。
小さいうちに無理に部屋を用意する必要はないですが、思春期になる頃には子供部屋を用意するのがよいのではないでしょうか。自分の子供のころを思い返してみても、思春期になる頃にはプライベートな空間は必要ですよね。
また、子供部屋の居心地が良すぎると引きこもってしまったり、なかなか実家を出て行かないという声も聞きます。子供部屋は広く快適ではなく、最低限のスペースでよいのかもしれませんね。
まとめ
子供部屋はいつ用意したらいいのか、実際いつ用意したのかについて見てきました。
子供部屋が必要になるタイミングは子供によって違います。最初はあまり使わないかもしれませんが、最初は物を置く場所、次に寝る場所、1人で集中する場所、と段階を踏んで活用していくのがよいのではないかなと思います。
ちなみに我が家は子供部屋にする部屋を決めていますが、現在は使っていません。リビングに子供の物を置いているので小学校に上がる頃には物だけでも移動させようと思っています。