
人生のベースとなる子供時代、その大半を過ごす子供部屋。
子供自身が過ごしやすく、自立心を育めるような空間にしてあげたいのが親心です。機能的な部屋にするのはもちろんですが、子供がお気に入りのスペースになるようにインテリアも整えてあげたいと思っている方も多いのではないでしょうか。遊びにきた友達が「おしゃれな部屋だね〜」なんて言ってくれたら、親子で嬉しくなってしまいますよね。
ここでは子供部屋の間取りとインテリア、収納のポイントについて解説します。ポイントを押さえながら、家族で「こんなのどうかな?」と参考にしてみてください。
目次
まずはインテリアを整えよう

子供部屋の内装やインテリアはどういうものにしていますか?白くてプレーンな壁紙、シンプルなカーテンにナチュラルなフローリング…というのが一般的かもしれません。
それも悪くはありませんが、せっかくですから遊び心を取り入れてワクワクするような空間にしてみてはいかがでしょうか。親子でプランを考えることで住空間を整える習慣が身につき、インテリアへの関心も生まれます。
しかし部屋全体をバランスよく、おしゃれで個性的にアレンジするのはなかなか難しいものです。思い切って冒険した結果「やめときゃよかった…」とならないように、子供部屋のインテリアの選び方についてポイントをご紹介します。
- 部屋の印象を決める壁紙
- インテリアの重要パーツ カーテン
- 床にマットは敷くべき?
- いつでも快適に過ごすための照明
1. 部屋の印象を決める壁紙
部屋の中で最も面積が広く、一度決めたら簡単には変えられない壁紙。だからこそ後悔のないように選びたいですよね。市場にはバリエーション豊かなデザインが揃っており、子供部屋に嬉しい機能も見逃せません。
壁紙を選ぶ際に抑えたいポイントをまとめました。詳細はリンク先の記事をどうぞ!
柄物は落ち着いたトーンなら失敗なし
個性的なデザインは部分使いがおすすめ
乳幼児は機能性壁紙も検討して

2. インテリアの重要パーツ カーテン
カーテンはインテリアを演出する重要なアイテムです。特に壁紙がシンプルな場合、カーテンのデザインが部屋の印象を左右します。
カーテンを選ぶ際に抑えたいポイントをまとめました。詳細はLINK先の記事をどうぞ!
明るく派手すぎず、子供の意見も取り入れて
現在の子供の年齢+10歳をイメージして選ぼう
オーダーの前に現物を確認するのがベスト

3. 床にマットは敷くべき?
子供がまだ小さいうちは転んで怪我しないか心配になり、少し大きくなって走り回るようになると騒音が気になります。机に向かう時間が増えたら、椅子の下の床に擦り傷がついてる…なんてことも。マットなら壁紙やカーテンより気軽に、年齢に合わせて気軽に変えることができます。
マットを選ぶ際に抑えたいポイントをまとめました。詳細はLINK先の記事をどうぞ!
衛生的でクッション性が高く肌触りの良いものを
デザインだけでなく機能も重視
年齢や生活習慣に合ったものを選ぼう

4. いつでも快適に過ごすための照明
子供がある程度大きくなると、子供部屋で過ごす時間も増えます。日中は勉強したり遊んだり、夜はくつろいだり眠ったりする空間ですので、常に同じ照明というわけにはいきません。作業時と休息時で切り替えられる照明計画を立てる必要があります。
照明を選ぶ際に抑えたいポイントをまとめました。詳細はLINK先の記事をどうぞ!
安全で部屋の広さに合った明るさのものを選ぼう
天井照明・スタンドライト・間接照明を組み合わせて

使いやすいレイアウトって?
子供の成長は早く、子供部屋のスペースをどう使うか悩む方も多いのではないでしょうか。
「小さいうちは広々と遊ばせて、大きくなったら部屋を仕切って兄弟それぞれに自室を与えたい」
「あまり広くない子供部屋に、ベッドと机をどう置こうか…」
「子供が自立したら仕切りを撤去して、広い部屋としてまた使いたい」
そんなことをお考え中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 部屋に間仕切りを付けたい
2. ベッドと机のベストな配置って?
1. 部屋に間仕切りを付けたい
子供が複数人いる場合、広い部屋を将来的には間仕切って個室化しようと計画している方もいらっしゃると思います。しかしいざ仕切ろうと思ったら、間仕切りの方法は様々、造作壁を作ってもらおうと思ったら意外と費用がかかってびっくり!ということもあります。
どんな間仕切りを付けるか悩んでいる、できれば費用を抑えたい…という方にぴったりの、間仕切りを選ぶ際に抑えたいポイントをまとめました。詳細はLINK先の記事をどうぞ!
遮音性・遮光性が高い間仕切りは設置費用も高い
子供の性別・年齢・自立後の部屋の用途も考慮して
DIYでもしっかりした間仕切りが作れる!でも作業は計画的に


2. ベッドと机のベストな配置って?
子供部屋に置く代表的な家具といえば、机、ベッド、本棚です。結構な大きさのこれらの家具を、限られたスペースにレイアウトするのは至難の業。とりあえず置いてみたものの、なんか使いにくい、部屋が狭く感じる…ということもあるかもしれません。
レイアウトを選ぶ際に抑えたいポイントをまとめました。詳細はLINK先の記事をどうぞ!
- 勉強と睡眠のメリハリを意識して
- 家具のサイズに注意!
- スペースがない場合はシステムベッドを

どうすればすっきりと片付いた部屋になるの?

物が増えがち、散らかりがちな子供部屋。いつ見てもごちゃごちゃしている、いくら言っても片付けない…。このままじゃ将来だらしない人間になるのでは!?と懸念されている方もいらっしゃるかもしれません。
すっきりと片付く部屋にするには、まずは収納を整え、子供自身がそれをうまく使えるようにすることが必要です。簡単ですぐに実行できるポイントをまとめましたので、ご覧ください。
- 収納家具の選び方
- かゆい所に手が届く収納アイデア
- 収納は整っているのに、子供はなぜ片付けないの?
1. 収納家具の選び方
子供部屋の広さは家庭によって異なります。また年齢によって収納するものの種類も変わってきますし、子供自身が使いやすい収納家具も発達段階や体格によって異なります。
すっきりと見えて、子供自身が使いやすい収納家具とはどんなものでしょうか。
狭い部屋はデッドスペースを利用、広い部屋でも家具を多く置かない
小さいうちはロータイプ、大きくなったら大容量に
長く使えるデザイン・機能のものを



2. かゆい所に手が届く収納アイデア
家具を設置したら、その中に物をどう収めるか考えましょう!
いつの間にか増えて空間を占領するおもちゃやプリント、お下がりの服…これらを整理整頓するには100均グッズが重宝します。豊富な便利グッズを組み合わせて、いつも散らかるアレをすっきり片付けてしまいましょう!
物の大きさに合った収納を
収納してある物が分かれば、探しやすい&片付けやすい
ぴったりなものがない時は100均グッズを組み合わせてDIY


3. 収納は整っているのに、子供はなぜ片付けないの?
収納をきちんと準備しているのに、子供が使ってくれないとガッカリしてしまいます。毎日イライラして「片付けなさい!!」と怒鳴るのももうウンザリ…。そんなときは、収納の状態や子供への働きかけを見直してみましょう。
定期的に収納を見直そう
幼児はゲーム感覚で、小学生は自分で考えるお片付けを
できたら思いっきり褒める!

まとめ
大切な我が子のために、子供部屋を特別な空間にしたいと思うのは当然の親心です。子供もお気に入りの部屋で、きちんとした生活習慣と豊かな感性が育まれれば言うことなしですよね。
しかし「子供部屋のプランをじっくり考えてあげたいけど、忙しくて時間がない」「雑誌で見るような素敵なお部屋にしたいけど、センスに自信がない」という方もいらっしゃると思います。それで「仕方ない、テキトーでいいか」と諦めてしまうのはもったいない!子供部屋への、ひいては我が子への思いがあるなら、それを形にしてくれるプロに助けを借りましょう。きっと家族みんなが大満足の特別な一室になるはずです。