畳をDIYで洋風にするのは実は簡単!賃貸でも気軽にDIY!
和室を洋室として使いたいと思った時、一番ネックになるのは畳ではないでしょうか。床が畳ですとどうしても和風な雰囲気になりますし、キャスターなどもすべりにくく使いづらいですよね。
畳をフローリングなどに張り替えるとなると費用も時間もかかってしまいます。そして賃貸の場合はNGですよね。
ですが、DIYで簡単に畳を洋風にする方法があるんです。注意すべきポイントや事例も併せて見ていきましょう。
畳をDIYで簡単に洋風にする方法
畳をDIYで洋風にするには、重ね張りという方法を使うと簡単です。
畳をはがさず、畳の上からクッションフロアなどのマット、カーペットなどを敷いて洋風にするのです。接着剤なども必要ないですよ。
これなら簡単なのでDIYになれていない人でもチャレンジしたくなりますよね。
ですが、ただ畳の上から敷いただけだと湿気がこもりやすく、カビが発生しやすいというデメリットがあるんです!しっかり対策をしてからマット類を敷くことをおすすめしますよ。
湿気対策はどうすればいい?
畳には吸湿作用があります。湿気を吸収したり、放出したりすることで部屋の湿度を一定に保とうとするんです。
ですが、畳の上に何かを敷いたり、物を置いたりすると湿気がこもったままで放出できなくなってしまいます。畳の中に湿気がこもるので放置しておくとカビが発生してしまうんですね。
ですが、防湿シートを敷いてからクッションフロアなどを敷くとカビを防ぐことができます。
実際に防湿シートの上にクッションフロアを敷き、2年後に剥がしたという動画がありました。
もちろん、環境によっても変わってくるため絶対にカビが発生しないとは言えませんが、効果はあるのではないでしょうか。
もっとしっかり対策したい方は下記の工程がおすすめです。
- 畳をすべて撤去し掃除をする
- 畳をしっかり乾燥させる。
- 畳の下に防湿剤をまく、もしくは防湿シートを敷く
- 畳を敷く
- 畳の上に防湿シートを敷く
- マットやカーペットを敷く
ちょっと工程が増えますが、これだけやっておけば安心ですね。
他には、定期的にマットを外して畳を乾燥させるというのも有効ですが、家具なども載せてしまったら外すのが面倒になりますよね。ですから最初にしっかり対策をしておくのがおすすめです。
防湿剤や防湿シートはネットで購入できますよ。
古い畳などで畳がふかふかしている場合は、畳の中が腐敗している可能性があります。カビが発生する可能性が高いので上から何かを敷くのはお勧めしません。
賃貸でもDIYできる?
畳の上からマットやカーペットを敷くだけなので、賃貸でもDIY可能です。
ですが、先ほどお話した通り、畳の上からマットやシートを敷くとカビが発生しやすいです。畳がカビてしまうと退去時に畳の交換代が請求される可能性があります。賃貸だからどうなってもいい、ではなく賃貸だからこそ、畳の状態をよく保てるように対策してくださいね。
賃貸で和室を洋室として使う場合はこちらも参考にしてみてください。
畳を洋風にDIYしたお部屋をご紹介
続いて、実際に畳の上に敷くだけDIYでお部屋を洋風にした事例を紹介していきますね。使用している素材別に見ていきましょう。
クッションフロア
クッションフロアは床材としてフローリングに次いで人気の素材です。一枚のシートなのでサイズを合わせる必要がありますが、比較的いっぺんに敷けるのがいいですね。
こちらはフローリング調のクッションフロアを敷いています。
【DIY】床を畳からクッションフロアに変える https://t.co/jDKlluxcWk pic.twitter.com/sXbjbqpfa1
— れおちん(reochin) (@reochin_01) December 5, 2019
久しぶりのDIY(ˊ˘ˋ*)
畳剥がす勇気は無かったけど、クッションフロアでも充分に気分が変わるし安上がりだったからいーや(-´∀`-) pic.twitter.com/ig5n7E7jcz— momoka (@momoka_0910) September 29, 2016
どちらも写真で見る分にはしっかりしたフローリングに見えますよね。
新居、全面(24.5畳)
畳を廃棄し
透湿防水シート、根太、断熱材、そしてコンパネ…今日で
コンパネ張り終わり!
この後、クッションフロアへ。週末にちまちま進めてます#空き家再生#ASP #くらすまなぶつくる#DIY pic.twitter.com/uJOMcNKVm4
— 三枝 晴太/鼓童 (@SeitaSaegusa) February 6, 2022
今日はみんなでDIY会!
畳→合板→クッションフロア(途中)これだけで洋室ぽくなりました‼️
みんなありがとう✨ pic.twitter.com/WieQYqF5ra— がんちゃんオールエンジニア✈️泉佐野 (@selfudosan) October 18, 2020
中には断熱材や合板を貼ってからクッションフロアを敷くという本格的なDIYをされている方も。
本物とはまた違いますが、フローリング調、大理石調などがあるので、インテリアに合わせて選ぶことができます。
フロアタイル
フロアタイルは塩化ビニールでできたタイル状のシートです。1枚1枚張っていかなくてはいけませんが、サイズ調整がしやすいというメリットがあります。
フローリングが多いですが、カラーなどが豊富なので様々な雰囲気が演出できますよ。
フロアタイルでDIYしたお部屋はこちら。
畳からフロアタイル(簡易なシール式)へのDIY変更出来た! 細い隙間などあるけど、ぱっと見はOKかと(^_^;) pic.twitter.com/55jvupRLSl
— 発電大家 (@nitobeinazoujan) December 5, 2019
フローリング長のフロアタイルを敷かれています。
こちらはコンクリート調でイメージがまた変わりますね!
フロアタイルは接着剤が必要なタイプ、シールタイプ、置くだけでOKのタイプがあります。畳の上に敷く場合は置くだけでOKの商品を選びましょう。
カーペット
最近ではカーペットの家は見かけなくなりましたが、クッション性がある、素足でもひんやりしないなどのメリットがあります。
畳の上にカーペットを敷いているおうちはこちら。
こちらはタイルカーペットを敷かれています。小さめのカーペットを組み合わせるので取り扱いがしやすいですね。タイルカーペットは四隅のみ固定しているそうですよ。
カーペットを敷きこんできたなう。
新品は何でも気持ちいいよね~(´Д`)ちなみに和室の畳の上には薄いカーペットでも十分だったります♪ pic.twitter.com/PwnixCkrhX
— 平田敬@ベーシストな家具屋さんの店長 (@BassTks) June 19, 2018
確かに、畳にクッション性があるので薄いカーペットでも充分ですね。
カーペットを敷くならお手入れのしやすい防水性のあるタイプがおすすめです。
ジョイントマット
ジョイントマットは1枚のシートではなく、30×30cmから60×60cmほどのサイズのマットです。クッション性があり、子どものいる家庭で使っていることが多いですよね。柔らかくスポンジ製の素材なので、どうしても他の素材に比べると安っぽく感じてしまうのがデメリット。
1枚ずつ取り外すことができるので家具を置いていないところだけでも外して乾燥させるということもできますよ。
昔はカラフルなものが主流でしたが今はシンプルなデザインも多いです。部屋一面に敷けばこれだけでも洋風になりますね。
今日は畳にジョイントマットを
敷いたよ( ˙▿˙ )/♡明日はベッド側のなーんにもない壁を
デコるよ( ◜ω◝ )♡うふふ pic.twitter.com/sa9EprKs7k— りお®(κかなめ)@栄養士 ӵ (@rio_msk1224) May 23, 2020
こちらはフローリング調のジョイントマット。洋風な印象になっていますね。
和室にジョイントマット敷いて子供部屋の完成
畳数間違えてカットする羽目になったのは内緒 pic.twitter.com/0JHEI8JibS— やす (@WANIMA_YASU) July 28, 2020
こちらはナチュラルカラーで。自分でカットして隅っこまできれいに敷いていますね。
バルサン焚いて、次亜塩素水を振り撒いて徹底消毒した後にまずは子供部屋から取り掛かる
畳の上にジョイントマットを敷いて隣の部屋にはフローリングカーペットを✌️
切ったり貼ったり小学生の図工みたいだね、そういうの好きでしょ⁉︎
まぁ、嫌いじゃないですなぁ pic.twitter.com/wiwZEoax1T— マスマシ(マスクドマシン) (@masked_machine) July 2, 2020
こちらはモノトーンでシックな印象に。
ジョイントマットを使用されているのはやはり子どものいるご家庭が多いですね。
ジョイントマットもコルク、木目調、大理石調など色々なタイプがありますよ。
まとめ
畳の上にクッションフロアやカーペットなどを敷くだけで簡単に洋風にすることが可能です。接着剤なども必要ないので賃貸でも可能ですが、カビが発生しやすいので対策はきちんとしておきましょう。
畳の上に敷く素材は様々ありますので、お好みに合わせて選んでみてくださいね。
やはり本格的にリフォームしたいという方はこちらをどうぞ。