タイルデッキとウッドデッキはどう違う?おすすめはどっち?

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庭のエクステリアとして人気のタイルデッキとウッドデッキ。これから設置する人はどちらが良いのか迷ってしまいますよね。

タイルデッキとウッドデッキのメリットとデメリットを比較してみました!

タイルデッキとウッドデッキの違い

タイルデッキとウッドデッキはどう違うのかというと、床に使用する素材の違いが大きいです。

  • タイルデッキ:陶磁器などのタイル
  • ウッドデッキ:天然木、樹脂や金属を使った人工木

タイルデッキはモダンでスタイリッシュなイメージに仕上げることも可能。ウッドデッキは木、もしくは木目調なので自然で温かみのある雰囲気に。タイルの種類は豊富なので木目のタイルを使えばウッドデッキに近い印象に仕上がります。

また、タイルデッキは土台の上に直接タイルを貼ります。ウッドデッキは床下に空洞を設けて設置します。

素材と空洞の有無によってメリット・デメリットは大きく変わってくるのです。次の章で詳しく見ていきましょう。

費用はどう違う?

タイルデッキとウッドデッキは施工方法が違います。

  • タイルデッキ:基礎を1から作り、タイルを貼っていく
  • ウッドデッキ:基礎の支柱と床面のパーツを組み合わせる

タイルデッキの方が工事が複雑なため、施工費用が高くなることが多いです。

ウッドデッキは選ぶ素材によっても費用が異なりますが、人工木を使用すれば比較的リーズナブルに設置することが可能です。

タイルデッキのメリットとデメリット

ではまず、タイルデッキについて見ていきましょう。

メリット

種類が豊富

タイルデッキは選ぶタイルの種類によってさまざまな印象になります。大理石風、コンクリート風や木目調のタイプも。お家やお庭の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

火や水に強い

タイルは水に強いので掃除が楽。デッキブラシなどでごしごしこするだけでOKです。

また、耐火性もあるのでバーベキューなどをして万が一火が落ちても大丈夫ですよ!

メンテナンスがしやすい

タイルデッキは腐食しにくい素材で作られているのでメンテナンスも5年に1度程度でOK.

ただし目地が剥がれていないか、タイルが割れていないかは日頃から確認するようにしましょう。タイルが割れてしまった場合も全体ではなく割れたタイルのみ交換すればOKなのでメンテナンスがしやすいですよ。

デメリット

外気の影響を受けやすい

タイルは熱伝導率が高く、外気の影響を受けやすいです。つまり夏は暑く、冬は冷たくなってしまいます。夏は日差しをカットするためにオーニングやテラス屋根を使用、冬は敷物を敷くという手もあります。

屋根を付けたい方はこちらも参考にしてみてください。

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設置費用が高い

タイルデッキは基礎の土台を作った後、タイルを1枚1枚手作業で貼っていきます。基礎を作ってから仕上げるのと、職人の手作業が入るのでウッドデッキよりも施工費用が高くなります。基礎を固めてから仕上げるので施工日数も長いです

タイルデッキは通常、リビングの床と同じ高さにはなりません。リビングの床とタイルデッキの床をフラットにしたい場合は追加工事が発生し、さらに費用が高くなってしまいます。

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ただし、メンテナンスは楽なので一度設置してしまえばその後の費用はほとんどかかりません

滑りやすい

タイルはウッドデッキに比べると滑りやすいです。特に雨に濡れたりすると滑りやすくなりますね。最近は表面をザラザラにするなど滑りにくいタイプのタイルもあります。

タイルデッキのデメリットについてはこちらの記事もどうぞ。

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こんな方におすすめ

  • スタイリッシュな雰囲気にしたい
  • 掃除を楽にしたい
  • 水遊びをしたい
  • 植物を育てたい
  • バーベキューをしたい(火を使いたい)
  • 裸足で使用したい

タイルデッキは水に強いので、デッキで水を使いたいという方はウッドデッキよりもタイルデッキの方がおすすめです。また、ささくれができないので裸足で使用したい方にもよいですよ。

タイルデッキについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

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ウッドデッキのメリットとデメリット

続てはウッドデッキのメリットとデメリット。ウッドデッキは天然木か人工木かによっても特徴が変わってきます。

メリット

温かみのある雰囲気になる

ウッドデッキは木や木目なので温かみのある雰囲気になります。特に天然木を使用すると自然にマッチした雰囲気になりますね。

滑りにくい

ウッドデッキは水を吸収するので雨で濡れても滑りにくいです。滑りやすい床は足腰に負担がかかるので滑りにくいというのはうれしいですね。

施工がしやすい

タイルデッキに比べ、施工が簡単なので1日で設置できることも。また、高さのある場所や斜面などにも設置しやすいです。

デメリット

水分や湿気に弱い

天然木は水や湿気に弱く、濡れたまま放置するとカビが生えてしまうことも。人工木を使用すれば天然木よりは水に強いですが、タイルに比べると弱いです。

雨に濡れた時だけでなく、掃除にも注意が必要ですね。

メンテナンスは注意が必要

ウッドデッキは選ぶ素材によってメンテナンスの頻度が異なります。天然木のソフトウッドを使用した場合は腐食しやすいので2-3年に1度は中までしっかり確認するメンテナンスが必要です。

また天然木の場合はささくれができてしまうこともありますのでケガをしないよう注意が必要です。

風合いは劣りますが人工木でしたら掃除やメンテナンスは比較的楽になります。

ウッドデッキの素材についてはこちらをどうぞ。

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紫外線の影響を受けやすい

ウッドデッキはタイルデッキほど熱くなるということはありませんが、紫外線の影響で日焼けし色が変わってしまうことがあります。

こんな方におすすめ

  • 温かみのある自然の風合いにしたい
  • ペットを遊ばせたい
  • 子どもや足腰が弱い家族がいる
  • 高さのある場所や斜面に設置したい
  • リビングの床とデッキの床をフラットにしたい
  • 費用を抑えたい

ウッドデッキについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

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まとめ

タイルデッキとウッドデッキの違いを見てきました。特徴をまとめると以下の通りです。

タイルデッキ ウッドデッキ
雰囲気 スタイリッシュなど好きな雰囲気に 温かみのある自然の雰囲気
費用 施工費用が高い 選ぶ種類によって異なる。人工木は比較的安価
滑りやすさ 濡れると滑りやすい 濡れても滑りにくい
メンテナンス 水に強く、メンテナンスも楽 水や湿気に弱く、定期的にメンテナンスが必要
耐久性 数十年以上(半永久的) 5~20年以上(参考

同じように使えるデッキですが、雰囲気や特徴は大きく変わってきますね。

どんな雰囲気にしたいのかも重要ですが、使いやすいかどうかも重要。デッキをどのように使用するのか、優先順位はどうするかを考え選んでみてください。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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