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古い戸建てを断熱リフォームして寒さ解消!費用や工期はどのくらいかかる?

ooba1809
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古い戸建てに住んでいると冬はどうしても寒さがこたえますよね。暖房をつけてもなかなか温まらず、朝起きるのがおっくうになるという人もいるのでは。

古い戸建てでも断熱リフォームをすれば暖かく快適に過ごすことができます。断熱リフォームの実際の事例や費用、期間などを見ていきましょう。

古い戸建てはなぜ寒い?

そもそも、なぜ古い戸建ては寒いのでしょうか。

現在の住宅は断熱性を重視して作られていることが多いですが、築30年以上の古い家の場合断熱性を重視していない場合が多いです。さらに経年劣化で隙間風なども入ってくるため冬場は寒くなってしまうんですね。

廊下や風呂場などあまりにも寒くなってしまうとヒートショック参考)を起こす危険性も。健康被害にもつながってしまうので暖かく快適にすごせるよう断熱リフォームを行う人が増えています。

こちらの記事も参考にしてみてください。今すぐできる対策もご紹介しています。

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断熱リフォームの費用と工期

断熱リフォームは具体的に何をするのかというと

  • 窓の対策(二重窓、ペアガラスなど)
  • 玄関ドアの交換
  • 床、壁、天井などに断熱材を入れる

というのが主なリフォームです。大規模なリフォームになるので、他にもリフォームしたい箇所があれば同時に行うのがよいでしょう。

個別に費用と期間を見ていくと以下の通りです。

リフォーム内容 費用 工期
二重窓の設置 約8~30万円/1カ所あたり 1~2日
玄関ドアの交換 5~50万円 1~5日
壁に断熱材の施工 約4千~3万円/㎡ 2週間~1カ月
床に断熱材の施工 約4~8千円/㎡ 1~6日
天井・屋根に断熱材の施工 約4~8千円/㎡ 2日~4週間

参考:リショップナビダイヤモンド不動産研究所

費用と工期はリフォーム内容によって大きく変わってきます。次の章でご紹介する事例を参考にしてみてください。

もちろんすべて行った方が効果は高いですが、優先順位をつけるのなら

窓・玄関 > 壁 > 床 > 天井

という順です(参考)。冬の寒さより夏の暑さが気になる場合は床よりも天井の優先順位が高くなります。

断熱工事について詳しくはこちらの記事もどうぞ。

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戸建てを断熱リフォームした事例

最後に実際に戸建てを断熱リフォームした事例をご紹介していきます。費用や工期も分かるものは掲載しますので参考にしてみてくださいね。

冬は寒く、夏は暑いというお宅を快適に過ごすために断熱リフォームした事例。二重窓の設置と天井、床に断熱材を入れました。ユニットバスの交換など他のリフォームも同時に行っています。

こちらも冬の寒さと夏の暑さに悩まれていたというお宅です。二重窓を設置し、床と天井に断熱材を入れています。全体的に断熱リフォームされていますが工期が短く費用もお手頃ですね。

3階建ての戸建てを使いやすくリフォーム。玄関ドアを断熱性の高いドアに変え、1階の窓はすべて二重窓にし、床の断熱も行いました。3階の天井にも断熱材を入れ、屋上へ行くドアも断熱仕様にしました。

築32年の断熱リフォーム 石狩・花川|iezoom

築年数:32年
工期:不明
費用:470万円

こちらはすべての窓を交換し、床下と外壁に断熱材を入れました。外側からの工事だったので住んだままリフォームできています。また、耐震補強も行っています。暖房費が1~2万円安くなるほど暖かくなったそうですよ。

築40年 農家を受け継ぐリノベーション(一戸建て)|LOHAS studio

築年数:40年
工期:128日間
費用:3,300万円

元の家の良いところを残しながら和モダンテイストに全面リフォームした事例。床と壁、2階の天井に断熱を入れ、一階の窓には二重窓を設置しました。

断熱+耐震工事で実家を再生。親子で暮らすリノベーション戸建ての“お手本”住まい|Cue studio

築年数:約40年
工期:不明
費用:1470万円(耐震・断熱・外壁工事は約600万円)

こちらは家を骨組みだけの状態にしてから行うスケルトンリフォームをした事例。耐震性と断熱性にこだわり、二重窓の設置と断熱材を入れています。

リノベーションでも高気密・高断熱|ハウスネットギャラリー

築年数:32年
工期:不明
費用:1,600万円

戸建てをスケルトンリフォームし、断熱性を高めた事例。家全体に断熱材を入れ、高気密・高断熱住宅といえるレベルにまでなりました。

こちらはスケルトンリフォームをして壁全体に断熱材を入れた事例。さらに耐震性も強化しています。スケルトンリフォームですが1,000万円以下で収まっています。

こちらは築140年のいわゆる古民家をスケルトンリフォームした事例。元の家の面影を残しつつ、窓、床、壁、天井の断熱工事を行い、長期優良住宅(参考)仕様になりました。

まとめ

古い戸建ての断熱リフォームについて見てきました。

家全体を断熱リフォームする場合、500万円前後が相場です。スケルトンリフォームを行うとさらに費用は高くなり1,000万円を超える場合がほとんど。

全面リフォーム、スケルトンリフォームとなると断熱以外にも様々なリフォームを行うことになります。こだわると新築と同じくらいの費用になってしまうことも。予算や優先順位を決めてリフォームしてみてください。

スケルトンリフォームの場合は工期も3カ月ほどかかります。住みながらのリフォームはできないので仮住まいを探す必要が出てきますよ。

仮住まいについて詳しくはこちら。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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