窓用ヒーターと内窓はどっちがいい?効果、コスパ、手軽さなどを比べてみました!

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冬になると窓から入ってくる冷気で部屋が寒くなったり、窓が結露してしまったりと窓のトラブルが増えますよね。

窓の対策方法は様々ありますが、窓用ヒーターと内窓ならどっちがいいのか、効果、コスパ、手軽さなど様々な面で比べてみました!

窓用ヒーターと内窓とはどんなもの?

まずは窓用ヒーターと内窓がどんなものなのか簡単にご説明します。

●窓用ヒーター

窓の下に取り付けるヒーター。上に向かってほんのり温かい空気が出て窓から入ってくる空気をシャットアウトする。窓の冷たさが軽減するため、結露対策にも。

窓用ヒーターについて詳しくはこちら。

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●内窓(二重窓)

窓枠の中に内窓と外窓の二つのサッシを設置した窓。断熱性が上がるので寒さ、結露だけでなく、暑さ対策や防犯、防音効果も

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どちらも窓の寒さ対策に使えますが、全く違うアイテムです。次の章から違いを詳しく見ていきましょう。

窓用ヒーターと内窓の効果の違いは?

窓用ヒーターと内窓の効果はどのくらい違うのでしょうか。仕組みから効果を見ていきましょう。

窓用ヒーターの仕組みと効果

繰り返しになりますが、窓用ヒーターの仕組みと効果をご説明します。

窓用ヒーターはほんのり温かい空気が出てくるという、いたってシンプルなヒーターです。窓付近の冷気を押し上げてくれるので窓のひんやり感がなくなります。また、窓周辺の温度差も緩和されるので結露もできにくくなります。

森永のウインドーラジエーターという商品が有名です。

熱い空気が出るわけでもなく、非常にシンプルなヒーターなのですが、口コミの評判もいいです。

窓際からの冷気を全く感じなくなりました! 夜間につけていますが 気温が上がらない日中もつけていて 室温も保てているように思います。

参照元:楽天市場みんなのレビュー

窓からの冷気をシャットアウトすることで、室内の温度も暖かくなると感じている人が多いですよ。

シロ
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場所動かせるっていうのもメリットの一つかな。窓以外の、例えばルーバー付きの勝手口ドアとかにも設置できるよね。あれも冬になると寒いんだよねぇ。

内窓の仕組みと効果

内窓はサッシが二重になることで窓と窓の間に空気の層ができ、冷たい空気をシャットアウトしてくれます。

空気の層ができることで断熱性が上がるんですね。ですから、冬だけでなく夏には熱気をシャットアウトしてくれますよ。夏でも冬でもエアコンの効率が上がります

窓が二重になることで防犯効果防音効果も期待できます。断熱ガラスや防音ガラスを選べばさらに効果はアップします。

https://twitter.com/sus_kichi/status/1754129838913569271

内窓を導入されている方も効果を実感されている方が多いですね。

ガラスの種類についてもこちらの記事をどうぞ。

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シロ
シロ

夏の冷房効率も上がるっていうのは大きいよね。ランニングコストもかからないっていうのもポイントだね。

効果面で比べてみると、どちらも窓の冷気対策にはなります

内窓は家の断熱性をアップしてくれるので冬だけでなく夏も快適。防音や防犯効果などもあり機能性が高いですね。窓用ヒーターはあくまで、冬の窓の冷気対策のみです。

効果以外の面でも比べてみました!

効果面で比べてみると、内窓は家の断熱性を上げてくれるので窓の冷気以外にもメリットがたくさんあります。一方で窓用ヒーターはあくまで窓の冷気対策、結露にのみ有効です。

続いて、効果以外の面で比べてみましょう。

コストの違い

気になるコスト面はどのくらい違うのでしょうか?

●窓用ヒーター

初期費用:(本体価格)15,000円~40,000円(参考
ランニングコスト:8時間30円程度(参考

●内窓

初期費用:(本体価格+工事費)50,000円~400,000円(参考
ランニングコスト:なし

内窓の場合は窓の大きさや、性能によって大きく値段が変わっていきますね。安く済む場合は窓用ヒーターとそれほど価格は変わりません。窓の大きさにもよりますが、5万円程度で内窓が設置できる場合もあるので、価格だけがネックなら一度見積もりを取ってみてから検討してみても良さそうです。

内窓は初期費用はかかりますが、電気代などのランニングコストはかかりません。窓用ヒーターの電気代もそれほど高くはないですが、内窓ならまったく気にしなくていいというのもメリットですね。

内窓をリフォームすると減税になるケースも。詳しくはこちら。

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取り付けのしやすさ

最後に取付方法の違いです。

●窓用ヒーター

窓の下に置いてコンセントにつなぐだけ。

購入すればすぐに使えるというのがメリットですね。工事やリフォームなどが必要ないのでマンションや賃貸でも気軽に取り入れられるというのもメリットです。

また、下に置くだけなので、基本的に設置できない窓はありません

●内窓

基本的にリフォームが必要になります。リフォーム自体は数時間で終わりますが、現地調査なども必要になるので購入を決めてすぐに設置できるわけではありません。こちらの業者の場合は、申し込みから6週間ほどかかります。

また、内窓はリフォームが必要になるので賃貸では設置NG。マンションの場合も管理会社の許可を取った方が良いでしょう。また、窓の形によっては設置できない場合もあります。

内窓は、設置できないケースもあり、設置までに時間がかかるということですね。

賃貸でもどうしても内窓を設置したいのなら、簡易内窓をDIYするという方法も。

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シロ
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賃貸だったり、窓が特殊なサイズだったらヒーターの方が良さそうだね!でも夏の冷房も考えると、内窓のリフォームを検討することをおすすめするよ。

まとめ

窓用ヒーターと内窓はどちらも窓の寒さ対策に効果的ですが、全く違うアイテムです。どちらが良いのかは住んでいる環境などによっても変わってきます。

寒さだけでなく暑さも解消したい、家の断熱性を上げたいのなら内窓。

寒さだけを解消したい、手軽に寒さ対策をしたい、すぐにでも対策したい、窓のリフォームができないのなら窓用ヒーターが良いのではないでしょうか。

もちろん、内窓に窓用ヒーターを取り付けるということもできますよ!

窓の冷気が気になる方はこちらの記事もどうぞ。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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