玄関ドアに隙間ができたら交換の合図!費用や事例をご紹介
玄関ドアは長年使っていると少しずつ隙間ができてしまいます。隙間を放置しておくと、当然家の気密性が下がり、エアコン効率も悪くなってしまうんです。
玄関ドアの隙間が気になりだしたら、交換リフォームを検討しましょう。玄関ドアの交換した実際の事例や費用を紹介していきます。リフォームまでの応急処置についても。
玄関ドアには隙間ができる
新築の家の玄関ドアに隙間ができている、ということはほとんどありません。ですが、長年使用しているとどうしても隙間ができてしまいます。
玄関ドアに隙間ができてしまう原因は経年劣化です。
玄関ドアは人の出入りがあり何度も開閉するので劣化しやすい場所なんです。ドア自体には問題がなくても、ボルトやゴムパッキン、ヒンジなどの細かい部品はどうしても劣化し隙間ができてしまうんですね。
隙間ができるとどうなるの?
玄関ドアに隙間ができると、家の気密性が下がります。つまり、エアコンなどの効率も悪くなり夏は暑く、冬は寒くなってしまうんです。隙間から外気が入ってきてしまうので当然ですよね。壁や床に断熱材を入れていたとしても、隙間があるだけで断熱性も下がってしまいます。玄関ドアに隙間があるだけで光熱費が高くなってしまうというわけです。
また、玄関ドアに隙間があると結露が発生しやすくなります。結露ができてドアやドア枠が濡れたままになっているとカビが発生したり、ドアやドア部品が劣化したりというリスクがあります。
たかが隙間風とバカにできないんですよね。ですから、玄関ドアに隙間ができたらすぐに業者に見てもらうことをおすすめします。
隙間ができているからと言って即ドア交換をしなくてはいけないとは限りません。微調整で直る場合もありますよ。とはいえ素人では判断しにくいので施工した建築会社や工務店、もしくはリフォーム業者に相談してみましょう。
玄関ドア交換リフォームの事例と費用
玄関ドアに隙間がある=必ずドアを交換しなくてはいけない、ということではありませんが、長年使ったドアであれば、この機に交換するというのもよいのではないでしょうか。最近では断熱性の高いドアも販売されています。機能性の高いドアに交換するのもいいですよね。
玄関ドア交換費用の相場は?
玄関ドアの交換をする場合、
- ドアの本体価格
- 工事費用
の2つがかかってきます。
ドアの本体価格の相場
玄関ドアはデザインや機能などによって価格は変わります。だいたい12~30万円ほどが相場ですね。
もちろん、機能性やデザイン性の高いドアを選ぶとその分費用も高くなります。
工事費用の相場
玄関ドアの交換はカバー工法という方法で行うのが主流。特に、他のリフォームを伴わない場合はカバー工法がいいでしょう。
カバー工法というのは現在のドア枠の上から新しいドア枠をつくり、壁を壊すことなく玄関ドアだけを交換する方法です。大掛かりな工事ではないので1日で終わることがほとんどですよ。
価格の相場は玄関ドアの取り付けと、古いドアの撤去を合わせてだいたい5~8万円というのが相場です。本体価格と工事費用を合わせると17~38万円程度。実際は30~40万円ほどで工事をする人が多いようです。
玄関ドア交換の事例
実際に玄関ドアを交換した方の事例を紹介していきます。費用など参考にしてみてください。
寒い玄関がドア交換で快適になったという事例です。断熱性の高いドアなのですが、デザインも素敵ですよね。その分費用は相場より高めですね。
こちらも断熱性の高いドアに交換した事例です。ブルー系のドアを使用していて、ドアを交換しただけなのに家の雰囲気がガラッと変わっていいですね。
高齢のお母さまが出入りしやすいよう、ドアの開く方向を変更した事例。スマートキーを採用し、防犯性もアップ。さらに収納もリフォームされています。
防犯性を高めたい方はこちらの記事もどうぞ。
こちらは引き戸から引き戸へのリフォームです。玄関が寒いというお悩みを抱えていて、断熱性の高いドアにリフォームしています。防犯性もアップしました。
引き戸から開き戸にリフォームしたい方はこちらの記事もどうぞ。
玄関ドアと窓交換を一緒に行った事例です。ドア枠、窓枠はそのままに交換するカバー工法を取っているので1日でリフォームができました。
応急処置で隙間対策グッズを使うことも!
玄関ドアの交換をしたいけれど、なかなかすぐには交換できないということも多いと思います。
玄関ドアの隙間が気になるときは応急処置として隙間対策グッズを使用するという手もありますよ。
玄関ドアからの隙間風を塞ぐ手っ取り早い方法は隙間テープです。我が家も玄関ドアから隙間風が入ってきていたのでテープを貼りましたがそれだけでだいぶ暖かくなりましたよ。ちなみに、ドアの開閉の音も気にならなくなりました。
隙間テープにも様々なタイプがあるので、自分に合ったものを選んでくださいね。
隙間テープについて詳しくはこちら。
他にはパーテンションやカーテンという方法もありますが、これでは玄関ドアの隙間を塞ぐことはできないので取り入れるとしてもテープとの併用がおすすめです。
まとめ
玄関ドアの隙間と交換について見てきました。
実際の事例を見ると、断熱性の高いドアに交換し寒さが解消されたという人も多いです。カバー工法であれば1日で工事が完了します。玄関ドアを変えるだけでも家のイメージが変わるので気分転換にもなっていいですね。
玄関ドアからの隙間を放置すると家の劣化にもつながってしまうので、ドア交換を検討してみてください。
開き戸を引き戸にしたい、引き戸を開き戸にしたいと考えている方はこちらの記事も参考にしてみてください。