リフォームで子供部屋を作ろう!他の部屋を子供部屋にリフォームする費用と事例
子供が生まれた時や、子供が成長して個室を欲しがった時、和室など他の部屋をリフォームして子供部屋にする人は多いです。
子供部屋のリフォームはどのくらい費用が掛かるのでしょうか。費用と事例を見ていきましょう。
子供部屋のリフォームに必要なことは?
他の部屋を子供部屋にリフォームする場合、どんなリフォームをすればいいのでしょうか。特に和室を洋室にする場合はリフォーム箇所が多くなるでしょう。
壁や床の内装を変える
まずは壁や床を子供部屋に適した素材に変更するのがよいでしょう。特に床や壁が古くてボロボロになっている場合は変更が必要ですね。
和室の場合、畳のままでいいのか気になる方も多いのでは?子供がまだ小さいうちは畳もおすすめの素材です。ですが学習机など家具が増えてくると畳の傷みも気になりますし、他の素材にリフォームも検討してみましょう。
子供部屋に適した壁・床に関して詳しくはこちら。
フローリングの張替え、畳からフローリングに変更についてはこちら。
収納を増やす
子供がまだ小さいうちは物が少ないですが、成長とともに物も増え、収納スペースも必要になってきます。特に、小学校に上がるようになると教科書や絵の具、習字道具、ピアニカなど教材だけでもどんどん物が増えていきますね。
これからの成長を見据えて余裕をもって収納スペースを作るといいですよ!
リフォームで人気なのは
- 壁面収納を作る
- 間仕切り収納を作る(間仕切りについては下の章で)
- 押入れをクローゼットにリフォームする
などです。もちろん、市販の収納を使うこともできますが、収納を置くスペースは考えておきましょう。
子供部屋の収納についてはこちらの記事もどうぞ。
将来的に個室が欲しいなら仕切りのことも考えて!
子供が小さいうちは複数人で1部屋でも十分なのですが、小学校高学年くらいになると個室を欲しがる子供も増えてきます。
将来的に部屋を分けたいと考えているのなら、子供部屋のリフォームの際にその旨を伝えましょう。
- ドア
- 照明
- 電源
などをあらかじめ部屋を分けられるように設置しておくと、個室を作る時は間仕切りの壁を作るだけでOK。工期も費用も抑えることができます。
実際に仕切り壁を作って部屋を分けた事例についてはこちら。
壁以外にも収納やパーテンションなどで部屋を仕切ることも可能。DIYで仕切りを考えている方はこちら。
和室を子供部屋にリフォームした事例
子供部屋を作るのに本格的なリフォームをするのは、やはり和室から子供部屋に変更するケースです。
6~8畳の和室を洋室に変更するリフォームの相場は25~100万円(参考)。造作で家具を作ったり、部屋を2つに分けたりするとさらに費用は上がります。実際の事例を見てみましょう。
費用:60万円
和室を洋室にして子供部屋に。窓のない部屋を明るくするため、室内窓を設置しています。窓は二段ベッドを設置することを想定し、高い位置に。はじめから家具の位置を決めておくと思い通りのリフォームができそうですね。
ご家族の成長に合わせて個室と団らんスペースを工夫した住まい|大京のリフォーム
費用:1,200万円(全面リフォーム)
お子様の中学校進学に合わせて和室を洋室にリフォームし、子供部屋にした事例です。デスク周りの造作収納は使い勝手がよさそうですね!
費用:140万円(カウンターテーブル設置も含む)
リビングにつながる和室を、将来子供部屋にできるよう洋室にリフォーム。個室として使うまではリビングの一部として使えるよう一体感のある作りになっています。さらに、リビングにお子様と一緒に作業のできるワーキングスペースも設置。
最近は子供部屋のほかにリビングに子供と一緒に過ごすスペースを作る方も増えていますよ。
6畳の和室+押入れを合わせて7.5畳のスペースを2つの子供部屋に。間仕切りは収納を利用する、ロフトベッドを設置するなどの工夫が詰まっています。
費用:140万円
こちらも和室を2つの子供部屋にした事例。天井裏に設置したロフトはまるで秘密基地みたいですね。
和室を洋室にするリフォームについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
今回ご紹介した事例は和室を洋室にリフォームして子供部屋にしています。ですがもちろん和室を活かして子供部屋にしている方もいますよ。
押入れをおしゃれな収納にしたり、ベッドや机にするというアイデアも参考にしてみてください。
まとめ
他の部屋を子供部屋にリフォームする場合、壁や床の張替えや収納の設置などをする方が多いです。
和室を洋室に変更する場合は部屋を全面的なリフォームになります。ですがその分理想的な子供部屋を作ることができますね。
将来的に部屋を分けたいと考えている場合は、子供部屋を作る時に準備をしておくとその後のリフォームが楽になりますよ。